超特急で巡るフランス・オランダ1人旅~パリのシンボルたち

フランス・オランダ1人旅の2日目の続き。

思いのほかヴェルサイユ宮殿が長引いたため気付けば既に14時を回っており、結構焦り気味で次のスポットに。

エッフェル塔に心奪われる

ヴェルサイユをそこそこに満喫した後は、エッフェル塔へ向かう。

シャイヨー宮側から行くのがおすすめ、という情報を得ていたので、地下鉄でTrocadero(トロカデロ)駅まで移動。ちなみに「エッフェル塔」は英語だと「Tour Eiffel」で、発音的には「タワー・アイフル」になるっぽいですね。多分。

んで、駅から人の流れについて行きながらてくてくと歩いていくと。

んんんんっキターっ!目の前にいきなりででーんっと現れるエッフェル塔ですよ!これはもうテンション上がる。

ぶっちゃけ、エッフェル塔についてはさほど興味がなく、予備知識も一切なかったんだけど、実際見るとめちゃくちゃよかったです。なんていうか、色合いとその佇まい、シルエットが非常にバランスよく、美しいんですよ。

ちなみに、この広場、お土産売りの方がかなりたくさんウロウロしてたけど、警察もかなりの数がいて、噂に聞くような押し売り(勝手に腕にミサンガを巻かれて、代金を請求される的な)は一切なかった。ただちょっと道を外れると警察はいないので、あんまり細い道とか怪しい道には入らないことをおススメします。

広場を抜けてエッフェル塔の方へ向かっていくと、近くに移動遊園地がありました。メリーゴーランドいいなあー。

真下まで来るとこの迫力ですよ。この落ち着いた色合いが大人な感じでいいですよね~。
建設当時は建設反対論があったり、未だに市民の中には不要論が根強いみたいだけど、こんな素敵な建物、取り壊すなんてどんでもない!と個人的には思う。

塔の真下には、展望スペースに登るためのエレベーターがある。案の定ずごい行列で、待つ時間もなければ階段を上る体力もなかったので、なくなく断念。もし次パリに行く機会があれば、ぜひ登ってみたいな~。どんな景色が見れるんだろう。

来た方向とは逆側には芝生が広がっていて、のんびりできる感じだった。

どうでもいい話としては、この時すっげえトイレに行きたくて、歩いていたら「トイレはこっち」みたいな標識を見つけたので必死で探したんだけど、一向に見つからなくて結局諦めたっていう思い出。ほんと外国でのトイレって苦労する。

この後、しばらくベンチでエッフェル塔の姿に見とれていた。…と、そんなことをしていたら思った以上に時間を使ってしまった。

ヴェルサイユ宮殿からエッフェル塔への行き方

地下鉄で Pont de Sevres(ポンドセーブル)駅からTrocadero(トロカデロ)駅までは、9番線で乗り換えなしで行けて楽ちん。駅には、「エッフェル塔にいく出口はこっち」みたいな表示がエッフェル塔のマークとともにあるので、迷うことはないかと。

凱旋門(ただし滞在時間は15分)

エッフェル塔の次は、凱旋門を見るためにCharles de Gaulle Etoile(シャルルドゴールエトワール)駅まで移動。凱旋門は英語で「Arc de Triomphe」だそうで。…何て読むの?笑 とりあえず「アーチ」っていっとけば通じるかと。

そして駅を出るとこの人だかり。迷わなくていいですね。

凱旋門は交差点のど真ん中に建っていて、かつ横断歩道的なものもないので、陸上からは近くまでたどり着けない。なので、まずは地下に降りて、階段を上ることになる。
その地下の途中で、凱旋門の上に登るチケットが売っていた…がやはりここも長蛇の列。本当は登ってシャンゼリゼ通りを眺めるっていうセレブ体験をしようと思ったんだけど、さっきのエッフェル塔で予想以上に時間を使ったので、パスすることに。

で、ずんずん進んで、凱旋門へ続く階段を上ると

こんな感じで道路のど真ん中に出る。こういうの、ドラクエでいうと「武器屋の裏口に入れる抜け道を見つけた」みたいで、ちょっとわくわくしません?笑

下から見上げる凱旋門。名前のようなものがずらーっと刻まれています。これは何なんでしょうかねえ。いかんせん、パリに関しては一切の予備知識なく観光しているもので、こういったものに感動がない。笑

で、ぐるっと見たところ、これ以上見るところもない感じだったので、さっさと引き上げることに。滞在時間は約15分。
いいんです、こういうのは「凱旋門を見た」っていう事実が大切だから。ただでさえ1日でパリ市内を見て回るっていう無茶なスケジュールなので。

この時点ですでに17時ぐらいになっていたのと、結局お昼ご飯を食べれなかったのでバテ気味だったし、何よりエッフェル塔からずーっとトイレしたいままだったので(笑)、ホテルに帰ろうか悩んだんだけど、次パリになんていつ来るか分からないし…!と自分を奮い立たせて、もう1か所、行きたかった場所に向かいました。

ノートルダム大聖堂で癒される

最後はノートルダム大聖堂へ。Trocadero(トロカデロ)駅まで戻り、そこからChatelet(シャトレ)駅へ。最寄はCite(シテ)駅みたいだけど、ちょっと散歩がてら、少し遠めの駅から行くことに。

大聖堂があるところは島みたいな感じになっていて、こんな感じで橋を渡る。非常におしゃれな風景。
残念なのは、左側のプレハブみたいなのに結構落書きされていて景観が台無しになっているところかなー。やっぱり住んでいる人からすると、こういう景色を見ても何とも思わなくなってしまうのかな~。残念ですね。

15分ぐらい歩いて、ようやく到着。
大聖堂の入口は結構並んでおり、入るまで10分ぐらいかかった。ちょうど僕が並んだ直後に団体客30名程度が並び始めたので、ラッキーだった。

中は撮影禁止っぽかったので撮っていない…けど、他の観光客っぽい方々はガンガン撮ってたので、OKだったんかな?

教会って、ぶっちゃけどこの国の教会も似たような作りで、普段なじみのない我々からするとあまり違いが分からず、それこそ何回も見てると飽きてくるわけですが、でもなぜか癒されるんですよね。あの神聖な雰囲気とか。神を信じる気持ちが少し分かるような気がします。あと、座って休憩もできるし。

その後

と、そんなこんなでパリを満喫した後は、ようやくホテルに帰ります。

晩ご飯は、一人で出かける気力もなかったので、ホテルの前のスーパーでお惣菜・パン・サラダを買って食べた。本当はカフェにでも行こうかと思ってたんだけど、1人だとどうしても気後れしちゃう。これが1人旅の辛いところ。当方は食にはこだわりがない(食べられれば文句は言わない)タイプなので、1人旅だとついつい面倒になってこんな感じで済ませてしまうことが多いのがいけない。

翌日は、フランスといえば!な場所に向かいます。

 

フランス・オランダ旅行記