アイスランド1周旅行・続ダイヤモンドサークルと名もなき海岸

アイスランド1周旅行の6日目。徐々に旅も終わりに近づいてきました。
この日は、ダイヤモンドサークルのうち、昨日行けなかった場所を巡ります。

神々の滝・ゴーザフォス

ええ、また滝です

ゴーザフォスとは「神々の滝」という意味らしい。なんでも、アイスランドが国教をキリスト教に制定した時に、それまで信じていた神々の偶像をこの滝に投げ捨てたことから、この名前になったらしい(by 近くにあった看板)。宗教に深く接していない当方からすると、何も投げ捨てなくてもよかったのではないかと思うんだけど(笑)、それだけ一大事だったということなんですかね。

下から見るとこんな感じ。これまでの滝と比べると、落差は一番低いんですが、左右対称な感じが美しい。

冬に来ると、滝が完全に凍っていてとても綺麗だそう。ぜひそちらも見てみたい。

この滝、逆側からも見ることができる。こちら側から見ると、流れる水の多さに気付かされる。これだけの水があれば、確かに投げ捨てられた偶像はもう見つからなさそうである。

落ちる滝・デティフォス

次はデティフォスという滝へ。これがアイスランドで最後の滝です。
この滝、とても山奥にありまして、昨日えらい目を見た3桁の国道を通らないといけない。この道も未整備でハードだったけど、昨日の931号線ほどではなかった。ただ、長い間揺られることになるので、辛抱が必要。

デティフォスは「落ちる滝」という意味だそう。滝って全部落ちるものでは?とかいう野暮な突込みはナシで。

この滝は幅100メートル、落差44メートルだそうで、その水量はこれまでのどの滝よりも圧倒的に多い。なんかのハリウッド映画の撮影にも使われたらしい。それだけ見栄えのする滝っていうことなんですかね。

足場はごつごつした岩場だらけなので、うっかり滑らないように細心の注意が必要。滝を見てると、本当に吸い込まれそうになるので…。

ちなみに、ルートは2つありまして、こちら側から見るパターンと対岸から見るパターンがあるらしい。我々は時間もなかったのではこちら側からしか見てないんだけど、向こう側は緑が広がっていたので、また違った風景になるんだと思う。

名もなき海岸

次は北部の町・フーザヴィークに向かうんだけど、その途中にこんな素敵な海岸があったので寄っていった。朝から少し雲が多かったんだけど、この時間にはちょうど晴れて、めちゃくちゃ綺麗だった。

クジラの町・フーザヴィーク

最後は北部の町・フーザヴィークです。ここは非常に小さな港町で、非常にかわいらしい町だった。

この町はクジラが有名でして、ホエールウォッチングツアーが鉄板コースらしい。とはいえ、我々はそんな時間も予算もないので、ホエールウオッチングはスルーして、クジラ博物館へ。

博物館には、色々なクジラの紹介や、標本が展示されていた。上の写真のように、数十メートル級のクジラの標本もあったりして、なかなか見ごたえがあった。
クジラって種類によってその大きさとか頭の形とかって全然違うんですね。ここ、ぶっちゃけ来るときはそんなに興味はなく、単に暇つぶし感覚で入ったんだけど、思ったよりも見ごたえがあり、面白い博物館だった。あと、受付のお兄さんがなぜか日本語を話せたのも面白かった。

その後

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夜ごはんはフーザヴィークのレストランで済ませた。めちゃくちゃ美味しかった。アイスランドって、料理はめっちゃ美味しい。高いのが問題なんだけど…。ただ、レストランでは水は無料で出てくるので、ドリンク代をケチれば抑えられるかと。(でも1プレート3000円ぐらいするけど。)

そして、この日もアークレイリに宿泊。この度で最初で最後の連泊。
翌日はレイキャビクまで戻り、ブルーラグーンに入って最後の日を過ごします。

 

アイスランド1周旅行記