年末年始スペイン旅行・霧のモンセラット

スペイン旅行・3日目。この日はクリスマス。そんな中、バルセロナから少し足を延ばして、モンセラットに行ってた。そのお話。

モンセラットとは

モンセラットとは「ギザギザな山(のこぎり山)」という意味があり、遠くからも見ることができる山肌の形状に由来しているそう(by モンセラート - Wikipedia)。また、ここには大聖堂があり、キリスト教の聖地とされている。世界にも珍しい、黒いマリア像が置かれていることで有名。

上述の通り、不思議な形をしている山肌も見どころの1つなんだけど、この日は天気が悪く、あいにく上部までは見えなかった。

モンセラットまでのアクセス

モンセラットまでは、電車+ケーブルカーまたは電車乗り換えで向かう。我々はケーブルカーをチョイス。

まずはバルセロナのスペイン広場駅に向かう。電車は30分に1本なので、タイミングを見計らって行く必要がある。この日はクリスマスのため午前中でほぼ閉まってしまうということだったので、当方は8:00ぐらいの電車に乗っていった。多分、この旅行で1番早起きした気がする。

この券売機でチケットを買う。本当ならばモンセラットまでの電車+ケーブルカーのコンビチケットが売っているんだけど、この日はクリスマスなのでそのチケットは発券できないと言われ、しぶしぶ別々に買うことに。買い方については、近くに係員のおじさんがいてヘルプしてくれるので安心。

電車に揺られること1時間ほど。途中の駅でケーブルカーに乗り換え。電車は観光客ばかりでそれほど治安の悪さは感じなかったけど、クリスマスということでローカルの方は少なかったのであまり参考にならないかもしれない。

中の建物でチケットを購入し、ケーブルカーに乗り込む。

ケーブルカーから見た景色はこんな感じ。天気は悪かったんだけど、あまり揺れたりはしなかった。20分ほどで頂上へ。

ちなみに、ケーブルカーはこんなん。黄色くてかわいらしい。

頂上到着

頂上はこんな感じ。ケーブルカーを降りてちょっと行ったところには、観光案内所やカフェがあったりする。電車の駅もケーブルカーとほぼ同じような場所につく模様。

モンセラットは山頂にあることと、この日は天気が悪いことも重なり、マジで極寒だった。寒いだろうと思って最大限の防寒をしてきたつもりだったんだけど、それを超える寒さだった。モンセラットに行かれる方は、寒さ対策を万全にしていかれることをおススメします。

この不思議な岩肌、近くで見るとより不思議な感じだった。霧のせいで上の方までは見れなかったけど、十分その雰囲気を味わうことができた。晴れていたらもっときれいだったんだろうなあ。

大聖堂へ

そして、早速大聖堂へ向かう。あら、とても素敵な雰囲気。

この中は聖堂になっているんだけど、まずはその前に黒いマリア像を見に行くことに。黒いマリア像は別の入り口から入るんだけど、見られる時間が決まっているので、列に並んでその時を待つ。

黒いマリア像までは、狭い道をずんずん進んでいく。道中には銅像がいくつもあり、ここを見るだけでもそこそこ面白かった。

で、肝心の黒いマリア像なのだけど、撮影禁止になっていたので写真はなし。でも、とても異様な雰囲気だった。ただ、道が狭いのと行列が凄いこともあり、目の前でじっくり見られるのは3秒ほど。それ以上眺めていると、係員に早くいけと促されます。まるで上野動物園のパンダみたい。

その後、聖堂を散策。この聖堂、アンティークな感じですごく素敵。サグラダ・ファミリアとは全く違う雰囲気で、とってもレトロでおしゃれだった。

聖堂の中央からは黒いマリア像が見えます。望遠カメラがあれば、ここからマリア像を撮影できるので、時間がない方はそれでもいいかもしれない。笑

そして、クリスマスということで、12時からはミサが始まった。参加しようか悩んだんだけど、すごい人で椅子に座れなかったことと、大聖堂には暖房がなく極寒だったこともあり、少年合唱団の歌を聞いた後、そそくさと退出させていただきました。でも、クリスマスにヨーロッパでミサに参加するなんて言う経験はそうそうないと思うので、とても貴重な経験だった。

その後

その後、近くのカフェで昼食を取り、バルセロナに帰った。バルセロナにつく頃には天気も回復していた。そして、なによりバルセロナがめちゃくちゃ暖かく感じた。笑

朝から行動していたことと、昨日の疲れが残っていたので、ホテルの近くを散策して、この日の観光は終了に。これでバルセロナとはお別れです。明日は、アルハンブラ宮殿で有名なグラナダに移動します。

年末年始スペイン旅行記