年末年始スペイン旅行・グラナダで1人ぷらっと

スペイン旅行・6日目。予定では、この日はグラナダから日帰りツアーで白い街(ミハス・フリヒリアナ)を巡る予定だった。

ただ、ここまでの寒さにやられたのか、同行者が2人とも体調不良でダウン。2人からは「1人でツアーに行ってきていいよ!」と言われたものの、運転手とマンツーマンはきついし、なにより他の2人が心配なので、ツアーは急遽キャンセルし、この日はグラナダでまったりすることに。

ホテルはB&Bだったので、まずは簡単な朝ごはんを2人のために作り、食料の買い物がてら、街を1人で散策することにした。そのお話。

カテドラル

まずは市の中心にあるカテドラル(大聖堂)に向かうことに。正式名称はカテドラル・サンタ・マリア・デ・ラ・エンカナシオンというらしい。絶対覚えられない。笑

ヨーロッパあるあるだけど、路地がおしゃれ。道の脇には見たことのない楽器を奏でている人がいた。

中はこんな感じ。この大聖堂は、グラナダが陥落したときに建てられたそうで。時系列的にはアルハンブラ宮殿の後になりますね。

教会の中央奥には黄金の祭壇やパイプオルガンがあった。周りが白で統一されていることもあり、非常に映える。

黄金のスペースは圧巻。大聖堂ってどこも似たように思えてそれぞれ個性があるのが不思議。

大聖堂の先には、イサベル女王とその夫のお墓があった。あとは、絵画や装飾品なども展示されていた。

…なんでこのカテドラルだけ情報がイマイチ薄いかというと、オーディオガイドは借りれたんですが、言語が英語しかなく、完全に理解しきれなかったため。笑 それでも十分に楽しめたし、ここは繁華街の中心にあることから、空いている時間にふらっと行くことができますので、行ってみてください。

白い街エリア

カテドラルを見た後は、水とか食料品とかを買ってホテルに届けた。その後、どうしようかなーと思ってガイドブックを見ていたら、グラナダにも白い街がちょこっとだけあることが判明。本格的な白い街であるミハスやフリヒリアナのツアーには行けなかったけど、せっかくなので気分だけでも、ということで、そちらに散歩しに行くことに。

白い街エリアは、グラナダの中心部であるヌエバ広場から北に歩くとたどり着く。もっと上前で行けば展望台もあるみたいで、夜景もきれいみたい。

お、徐々に見えてきました。確かに、この辺りから壁の白い家がずらーっと並んでいる。ということでこの小道を登ってみることに。

徐々に白い家ばかりになってくる。それにつれて、当方の期待値もちょっとずつ上がっていく。

どんどん登っていくと、いい感じの道がいくつも出てきた。ミハスやフリヒリアナは一面白って感じだけど、こっちは挿し色が入っていたりしてこれはこれでかわいい。

なぜ壁が白いのかというと、スペイン南部は日差しが強く、それを跳ね返すために家を白く塗ったことが由来だそう。ミハスやフリヒリアナは写真で見る限り本当に素敵なので、ググってみてください。

と、白い街エリアはまだまだ続いていたんだけど、ここまで来るだけでも実は結構な距離を歩いており疲れたのと、何より迷いそうだったので(笑)、この辺で引き返すことに。

ちなみに、ここからはアルハンブラ宮殿を眺めることができる。上の展望台まで行けばアルハンブラ宮殿を見下ろすことができてかなり綺麗だと思うので、体力に自信のある方はどうぞ。(ちなみに、ちゃんとバスも走っているようなのでご心配なく。)

 

とまあやむを得ない事情でツアーには参加できなかったけど、グラナダの街を散策することもできたし、白い街もちょっとだけその気分を味わうことができたので、満足。旅行にはこういうのんびりした日も必要っすね。

これでグラナダは最後です。明日はマドリードに向かいます。

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