年始スペイン旅行・マドリードに到着

スペイン旅行・7日目。この日はグラナダからマドリードへ移動。マドリードがこの旅行で最後の都市。3分の2が終わったと思うと何だか寂しいっすねえ。

いざ、マドリードへ。

グラナダからマドリードへは、こちらも飛行機で移動することに。電車も走っているようだけど、5時間ぐらいかかることと、我々が旅行している間は一部運休のため電車+バスの乗り継ぎになるらしく、異国の地で不安な思いをするのも嫌だよねということで。

写真はないんだけど、この飛行機も、グラナダへ向かうときと同様、狭いしボロいし揺れるしで最悪だった…。今回はイベリア航空なのでちゃんとしているのかと思ったんだけど、スペインの国内線はどれもこんなもんなのかもしれない。

マドリードの空港からはこれまたタクシーで移動。市内までは30ユーロ均一らしく、3人で乗ったので案外安くあがった。

マドリード王宮

ホテルはアトーチャ駅の近くだった。そこで、荷物を置いた後、早速近くにある王宮へ。

王宮の前には、ヨーロッパ名物の移動遊園地(メリーゴーランドだけですが)があった。こういうのって誰が運営しているんですかね?あと、これって有料なんですかね?素通りしたので分からない…。

早速中へ。ここも事前にネットでチケットを購入しておいたのでスムーズに入れた。チケット売り場はそれなりに並んでいたので、やはりこういうのは事前に買っておくべきっすね。

この王宮は、1755年に完成し、床面積はヨーロッパ最大級だそう。歴代の王が暮らしてきたものの、現在の国王は住んでいないらしい(だから観光できるわけなんだけど)。とはいっても、イベントの際には使われているようですね。

なんだかそれらしい雰囲気に。

さすが王宮だけあって、中は豪華絢爛そのもの。

天井もばっちり装飾が施されている。

王宮の中は撮影禁止の箇所が多かったのであまり写真はないんだけど、とても煌びやかで素敵だった。ヴェルサイユ宮殿のときにも思ったけど、これだけキラキラしていると住んでいて落ち着かないと思うんだけど、実際はどうなんだろう。

ソフィア王妃芸術センター

宮殿を堪能した後は、ソフィア王妃芸術センターに向かった。

マドリードにはプラド美術館という大きな美術館があるんだけど、絵画に興味のない我々はそちらを何事もなかったかのようにスルーし、こっちに来た。絵画に興味がないにもかかわらずなぜここに来たかというと、ここにはあのピカソのゲルニカが飾られているから。

ゲルニカは撮影禁止だったので写真はないんだけど、そのキャンバスの大きさもあって、生で見るとすごい迫力だった。戦争をモチーフにしている絵だけど、戦闘機や血などの表現は一切ない。それでも、その凄惨さが伝わってくる。しばらく動けなくなるぐらい圧巻だった。ぜひ、マドリードに来たら見てほしいです。

なお、この芸術センターの中は4階構成になっていて、2階にはゲルニカなど歴史的な絵画が展示されており、他のフロアは現代アートが展示されている。現代アートはさっぱり理解できず何が何だか分からなかったけど、お化け屋敷みたいな雰囲気のところもあり、それはそれで面白かった。笑 あと、余程暇だったのか学芸員の人に色々と絡まれた思い出。

マヨール広場でクリスマスマーケット

と、そんな感じでマドリードの文化を堪能した後は、マドリードの中心の1つであるマヨール広場までお散歩することに。

マドリードの町中は、どこもかしこもすごい人混みだった。新宿や渋谷みたいな感じっすかね。スペインはスリが多いというけれど、そりゃこんだけ人が多かったら財布をスられても気付かないだろうな…と感じた。

財布とパスポートに厳重な注意を払いつつ、マヨール広場までやってきた。広場ではクリスマスマーケットがまだやっていた。クリスマスはもうとっくに終わっているけど、どうやらスペインでは年内はクリスマスマーケットが残っているみたい。

色々な雑貨が売っていた。特に、地面に投げて遊ぶおもちゃが子供たちに大人気で、そこら中で子供たちが遊んでおり、やや危険だった…。

そんなこんなで町中は喧噪が騒がしかったけど、少し路地に入るとこんな素敵な景色があったりする。ヨーロッパの建物は本当に絵になる。現地人に絡まれたら怖いのでさっさと通り抜けたけど。

この日は、まだ同行者の体調が万全ではなかったため、スーパーで食べ物を買ってホテルで食べた。食べ物でいうと、スペインのハムってめちゃくちゃ安い(2ユーロとか)上に、めちゃくちゃ美味しい。バルといい、本当に酒飲みにはたまらない国なのである。

と、こんな感じでマドリードを堪能した翌日は、セゴビアに向かいます。

年末年始スペイン旅行記