年末年始スペイン旅行・セゴビア散策

スペイン旅行・8日目。この日はマドリードから足を延ばして、セゴビアという町を観光することに。セゴビアは水道橋とアルカサルというお城で有名な都市。行くまではイマイチ印象がなかったんだけど、行ってみると意外と面白い街だった。

セゴビアへのアクセス

セゴビアへはマドリードからバスまたは電車で行くことができる。我々はこれまでリッチな生活をし過ぎてお金が無くなりつつあったので(笑)、安く行けるバスで向かうことに。

バスはMONCLOA(モンクロア)駅のバスターミナルから出ている。この旅行で初めてメトロを使ったけど、朝早いこともあって特に危ないところはなく一安心。

スペインはバスがとても発達しているらしく、大体どこにでもバスで行くことができるらしい。のんびりしている国民性もあるんでしょうかね。

モンクロア駅の地下の券売機でバスチケットを買い、バスに乗り込む。チケットは8ユーロぐらいでした。バスターミナルにはセゴビア行きのバスがなぜか2台同時に来たのですが、別にどっちに乗ってもよかったみたい。

バスに揺られて1時間15分ぐらいすると、セゴビアのバスターミナルに到着。バスターミナルから100mほど歩くと街の中心部がある。レトロな感じでなかなか雰囲気があった。

ここが町の大通り。奥の方に小さく水道橋が見える。

朝早かったのでほとんど人がいなかたっけど、両サイドにはレストランやバル、お土産屋さんが並んでいた。ちょっと小腹が空いたので、途中のバルで軽くタパスを食べて(そしてもちろんお酒を飲んで)いくことに。

小腹を満たした後は、水道橋に向かう。お、徐々に見えてきましたね。

どーん。これが水道橋。約2000年前にローマ人によってつくられたそう。驚くべきは、この水道橋、接着剤が一切使われておらず、ただ石を積み上げるだけで作られているとのこと。よくこんな大きな建物が支えきれているな~と思う。地震とかあったらどうなるんだろうか。

この水道橋、水道橋というだけあって水を流すために作られたそうなんだけど、なんと10km以上先の川から、少しずつ傾けることで水を引いていたらしい。そんな昔にどうやって設計したんですかね。

水道橋の横の方は展望台になっていて、セゴビアの街を眺めることができる。水道橋が街の景色に溶け込んでいて、デザインまで考えて作った古代の人の知恵ってほんとすごい…。

マヨール広場とカテドラル

そんな感じで水道橋を堪能した後は、セゴビアにあるお城・アルカサルまで向かうことに。この展望台からそのまま向かうことができるので一石二鳥。

道中の看板にはなぜか日本語もあった。

アルカサルに向かう道すがら、マヨール広場に着いた。ガイドブックによると、ここが一番の広場で、たくさんのお店があり、多くの人やマーケットで賑わっている…と書いてあったんだけど、店は閉まっており、閑散としていた。年末だからかな?

ここには大きなカテドラルもあるんだけど、残念ながらこの日は中には入れなかった。外観が素敵だったので中もきっと綺麗なんだろうと思うんだけど、残念。

そして、大聖堂の前の道を通ってアルカサルに向かう。小道がとってもかわいい!横にはお土産屋さんも並んでいて、楽しい気分になれる。

ただ、道中の道がとても狭いわりに車と人がめっちゃ通るので、歩くのには注意が必要。

白雪姫の城・アルカサル

しばらくすると、アルカサルに到着。このお城、実は白雪姫のお城のモデルになったそう。

このお城は11世紀に建てられたものの、1800年頃に火事がありその大部分が焼失してしまったらしい。その後、復旧工事が行われて今の姿に至るそうです。

中には当時の部屋の様子が再現されていたり、当時の騎士の鎧なんかが飾られていた。ただ、昨日にマドリード王宮を見てしまったせいでイマイチ感動が薄いっていう。なのでその辺はググってください。

お城の観光が終わった後は、歩いてバスターミナルまで戻り、マドリードに帰った。バスターミナルまでは結構遠いので、タクシーとかを使った方がいいかもしれない。

セゴビアってあまり聞きなれない地名だったけど、行ってみると観光客が多かったですし、街自体がおしゃれな雰囲気で非常に楽しむことができた。ささっと回れば半日ぐらいで行けそうなので、もしスペイン旅行に行かれるときに日程に余裕があるようなら、是非行ってみてください。

年末年始スペイン旅行記