レアジョブの体験レッスンを受けてみた話。

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今年は、英会話を頑張ることを目標にしている。なので、ベルリッツにも入会した

ただ、ベルリッツは通学型なので、どうしても平日は通うのが難しいことも多く、週末も予定が入ったりで、週1回通えればいい方っていう残念な状況になっている。

これではなかなか英会話が上達しないので、もっと手軽に毎日取り組めるものはないかと思い、今流行りのオンライン英会話にトライしてみた話。

レアジョブとは

オンライン英会話の大手で、名前は聞いたことがあった。詳しく調べてみると、なんと2007年にサービスを開始しており、なんと実績は10年以上。しかも、オンライン英会話業界で唯一上場している。思ったより歴史のある会社で、ちょっとびっくりだった。

講師はフィリピン人

レアジョブの講師は全てフィリピン人。え、ネイティブじゃないの?と思う人もいるかもしれないけど、大体どこのオンライン英会話スクールも講師はフィリピン人。なんでも、フィリピンでは幼いころから英語で教育がされているらしく、ほとんどの人がネイティブレベルだからだそう。

実際に体験レッスンで2人のフィリピン人講師とレッスンしたけど、とても綺麗な英語で、全然問題なかった。まあ、当方がネイティブかどうか聞き分けられるほどの耳を持っていないこともあるけど。

しかも、講師の採用倍率はなんと1%だそう。すげえ難関。どうやら、フィリピン人の間ではお小遣い稼ぎとして日本のオンライン英会話を行うことが流行っているらしい。とはいえ、講師の方々はきちんと教育されているので、レッスンの質はどの人も画一的で高かった。

体験レッスンまでの流れ

まずは会員登録をする。メールアドレスを入力して簡単なプロフィールを登録するだけ。

レアジョブ英会話

会員登録をすると、マイページからレッスンの予約ができるようになる。ずらーっと一覧が出てくるので、好きな講師と日時を指定すれば完了。なお、初回レッスンはレベル判定があるので講師は限られている模様。

体験レッスンが2回ある

なんと、レアジョブでは体験レッスンを2回受けることができる。1回目はレベル判定があるので、実際のレッスンは10分くらいになってしまう。一方、2回目のレッスンは普通のレッスンと変わらない内容で受けることができるので、しっかりレッスンの内容を判断してから入会するか検討できる。これは親切。

体験レッスン・1回目

レアジョブのレッスンは、Skypeで受講するパターンとWEB上で受講するパターンがある。初回に予約したのは後者の方だったので、指定した時間の3分ほど前からWEBの指定ページにログインし待機。時間になると講師がログインし、レッスンが始まる。

ちなみに、顔出しをしたくないときはビデオをオフにしてもいいらしい。当方、2回目のレッスンは寝起きで顔が酷いことになっていたので音声だけで行ったけど、全く問題なかった。

レベルチェック

まずは講師と簡単に自己紹介とフリートーク。その後、レベル判定チェックに入った。

レベル判定チェックでは、講師からいくつか質問をされるので、それに対して答えるというもの。質問は2回までなら聞き直してもOKだし、分からなかったらパスしてもOKとのこと。

質問内容は

  • あなたの好きな食べ物は何ですか? それはなぜですか?
  • 「持っているスマホが壊れて、カスタマーセンターに電話している」という設定で話してみてください
  • あなたがこれまでに受けた、最悪なサービスについて説明してください
  • SNSの利点と欠点を教えてください
  • この世界に宇宙人が存在すると思いますか? それはなぜですか?

等々。正直、質問を理解できても、答えが思いつかないっていう。日本語でも回答するの難しいんじゃね?と思った。とはいえ、何かしゃべった方がいいと思い、例えば3つ目なんかは「日本のサービスレベルは非常に高いので、幸運ながらそこまで不快な思いをした記憶は今までありません」といった感じで何とか答えた。

レベル判定

レアジョブでは、10段階でレベルを判定してくれる。当方はレベル6という結果だった。偶然にもベルリッツでも同じレベルだったので、やはり客観的に見ても中レベルということなんだろうか。

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こんな感じで、日常会話・ビジネス会話でそれぞれクラスが用意されている。実用英会話の中でもテキストが何種類かあったりするので、1レベル分のレッスンを終わらせるには相当時間がかかりそうなのである。ログイン画面には「次のレベルまであと240レッスン」とか出てくるので…毎日やっても8か月、とてつもなく長い道のりなのである。

ちなみに、聞いてみたところレベル2~4で始まる人が多いらしい。

レッスンへ

で、その後は残りの時間を使って実際の教材を使ったレッスンに移る。

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実際のレッスンでは、まず今日の目標があって、それに付随した単語をいくつか学ぶ。例えば、上のレッスンでは物の値段が高い/低いというのを適切に言えるようになる、というのが目標。

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例えば、価格が高いっていうのを単に"expensive"というのではなく、"cost an arm and a leg"等といったちょっと違った言い回しを学ぶ。で、これを基に実際にいくつか例文を作ったり、ロールプレイをしたりして使い方を叩き込む。そして最後に、物価に関するトピック(話す内容はテキストに用意されている)で講師とフリートークをしたりして、終了。

フィードバック

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レッスンが終わると、講師からレッスンのフィードバックがもらえる。言い間違いや発音で問題のある個所なんかを指摘してくれる。レッスン中は話すのに精いっぱいでなかなか自分のミスを覚えていられないので、これは結構助かる。

感想

こんな感じで体験レッスンを2回受けた。

1レッスンは25分という時間で、ベルリッツで毎回45分×2をやっている身としては「短いのでは?」と最初は思ったけど、実際にレッスンを初めてみると何ともちょうどいい時間だった。特に、学ぶテーマや単語がはっきりしている(大体3フレーズぐらい)なので、少数のフレーズを叩き込んでいく、という観点ではこれぐらいがちょうどいいのかもしれない。

講師の人も、教科書に従って丁寧に進めてくれる印象。その代わり、個別にアレンジというよりはなんだか事務作業的にハイ次、ハイ次と進めていく感じは否めなかったけど、限られた時間で効果的にレッスンするには仕方ないのかもしれない。

とはいえ、短い時間の中で、単に色々な表現を学ぶことができるだけでなく、ロールプレイやディスカッションを通じて、色々なシチュエーションを想定して話すことができるのは非常に英語力が鍛えられるように感じた。

レッスンは夜遅くまで開講しているし、予約も5分前まで取れるので自由度も高い。かつ、値段も1日1レッスンコースが5800円(税抜)というお手頃価格。なので、とりあえず英会話を初めてみるという人にはうってつけかもしれない。そう思いました。