今年始めたベルリッツ。解約してきました。そのお話と、受講してみた感想とか。
解約した理由
解約した理由は、レッスン期日までにすべてのレッスンを受講しきれなかったから。
というのも、ベルリッツはレッスンの受講期限が定められている。申し込んだプランにもよるんだけど、当方の場合、キャンペーンで申し込んだこともあり「80レッスンを10か月以内」というプランだった。
純粋に計算すると8レッスン/月のペースで受講する必要がある。とはいえ、大体2レッスンを1回で同時に受けるので、毎月4回＝週1回通うペースでOK。
とはいえ、スケジュールの都合でどうしても通えないときも出てくるわけで。当方の場合、期日までに大体30レッスンが未消化だった。割と頑張って通った方だとは思う。
解約手続きについて
解約自体はいつでも受け付けてもらえる。この辺がベルリッツの親切なところ。
未消化のレッスンがある場合、その有効期間内に解約手続きを済ませないと失効してしまう（＝返金も不可）らしい。ベルリッツの担当者からは期日前になるときちんとアナウンスがあるので忘れることはないと思うけど、要注意。
返金
解約すると、未受講のレッスン代から手数料を引かれた金額が返ってくる。手数料は、未受講のレッスン代の20％（ただし、5万円を超える場合は5万円まで）という設定。この辺は申し込み時にもアナウンスがあった。
当方の場合、1レッスン単価が6200円だったので大体18万円ほど。そこから手数料を差し引かれて、14万円ほど返ってくることになる。
返金されるとはいえ、手数料はそれなりの金額になるので、ちゃんと現実性のあるレッスン数を申し込んでおくべきですなあ。申し込み時はやる気があるからついつい多めに申し込んじゃうんだけどね。
感想
で、これまでレッスンを受けてみた感想とか。
レッスンの質
レッスンは講師にもよるんだけど、ほとんどの場合、かなりハイクオリティーだった。講師は話を引き出すのが上手いし、説明も上手。
あとはこちらから希望があればかなりそれに答えてくれる。例えば、各レッスンにはテーマがあって、大体の場合はそれに沿ったフレーズを学んでいくんだけど、「今回のテーマは自分の職種にはあっていないから、テキストの内容に沿うのではなくて、日常的な場面を想定して教えてくれ」と若干無茶な質問をしても、一生懸命その要望を満たすようにレッスンしてくれる。これはすごいなと思った。
ただ、やっぱり講師との相性はどうしてもあって、中には助け舟を全く出してくれずに沈黙が2分ぐらい続くっていう地獄みたいな時間もあった。その講師はその後何回か当たったけど、どうも当方とは相性が悪かった。ベルリッツは講師を選べないので、そういうこともあるのが難点。一応、毎レッスンの後には講師のアンケートがあるので、そこで意見を述べることはできるけど、どう反映されているかは知らない。
テキスト
テキスト自体はまあよくできてるとは思う。とはいえ、グローバルで同じ教材を使っているからか、明らかに日本人向けじゃない内容（例えば、有休に関するテーマの時は、日本になじみのない制度に関する話など）もあった。こういう場合、講師が「これは日本人向けじゃないから飛ばしましょう」と言ってくれたからよかった。
あとは、自分の業務とは馴染みがなく、つまらないテーマの時も多かった。自分の業務とは関係のないトピックでは、別に本当のことを答えなくてもよい（架空の設定でもよい）んだけど、それだと英会話に来ている意味が…っていうね。
なので、割と人を選ぶかなあ…というのが正直な感想。
復習
最後まで謎だったのがコレ。復習することをおススメされているんだけど、どうやって復習すればいいのかイマイチ分からなかった。
カウンセリングの時に聞いた話では、レッスンを録音して聞き直すことをおススメされ、試しに何回かやってみたけど、結局もう一度聞いて何をすればいいのかが分からずじまいで、うまく活用できなかった。あと、自分の声を聴くのってなんか無理。
その他
受付の対応は非常によいし、定期的にカウンセリングなんかもあるので、満足度自体は非常に高かった。
ただ、個人的に一番ネックなのは、やっぱり通学ってダルい。何の予定もない休日に、これだけのために外出するのってめっちゃ腰が重くなる。クオリティは間違いなく高いから、オンラインで提供してくれないかなあと思うばかりである。
雑感
ということで。確実に英語の表現や引き出しは増えたし、何より英語を話すことに慣れたので、通ってよかったとは思う。
でも、じゃあ1レッスン約6000円の分だけ自分が上手く活用できてたかと言われると疑問が残る。やっぱり、こういうのは課題意識を強く持っている人じゃないと難しいなと、そう思った。
なので、「英会話に通いたい人にはベルリッツはおススメ」、「でも、本当に英会話を続けるモチベーションはある？ないなら、とりあえずオンライン英会話とかでいいんじゃない？」っていう、そんな感じ。
