JCB CARD Wが何だかよさ気な話。

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JCBが最近新しく発行を開始したJCB CARD Wというのが何やらよさ気な感じだったので、自分用メモまで。

ざっくりいうと、JCBのオリジナルカードは大体還元率が0.5%ぐらいですが、このカードはそれが2倍=1%相当となるカードのよう。最近はカード会社の改悪が多いので、還元率が1%もあれば十分かと。以下、詳細など。

カードの基本情報

公式ページにも記載されている通り、このカードの特徴は「高いポイント還元率」、「年会費無料」、「39歳以下」の3点。

高いポイント還元率

このカードの最大のメリットは、通常のJCBカードに比べて、ポイントがいつでも2倍になるというところ。JCBカードは1000円で1ポイント貯まりますが、このカードの場合は1000円で2ポイント貯まります。

ポイントの使い道

JCBで貯まるポイントは、以下の提携先のポイントや商品券等に交換できる模様。ちなみに、以下は当方に関連しそうなもののみ抜粋。

提携先 必要ポイント 交換ポイント 還元率(通常) 還元率(W)
キャッシュバック 1 3 0.3% 0.6%
楽天ポイント 200 800 0.4% 0.8%
Tポイント 500 2000 0.4% 0.8%
ビックポイント 200 1000 0.5% 1%
Edy 500 1500 0.3% 0.6%
nanaco 200 1000 0.5% 1%
JALマイル 500 1500 0.3% 0.6%
ANAマイル 500 1500 0.3% 0.6%
JCBギフトカード 1050 5000 0.48% 0.96%

他にも、dポイントだったりWAONだったり、iTunesカードだったりスタバカードだったりにも交換できるらしい。その場合でも、大体0.6~1%になる。あとは、ディズニーリゾートやUSJのチケットにも代えられる模様。さすが協賛しているだけありますね。この場合、還元率は1%ちょいになる。

この中だったら、使い道を選ばないという意味で、楽天ポイントとかJCBギフトカードにするのがお得なのかなと。あとは、1マイル=2円とみれば、マイルに交換するのも悪くないですかね。まあ、マイルにするくらいなら最初から航空会社の提携カードを使うべきだけど。

っていうか調べていて思ったんですけど、JCBってオリジナルシリーズだと0.5%以下の還元率になる場合がほとんどなんすねえ…。しょっぱい。

特定の店舗ではさらにお得

上記に加えて、提携店舗で使用した場合はさらにポイントが貯まるとのこと。提携店舗はいっぱいあるんだけど、身近なところでいえばAmazonイトーヨーカドーセブンイレブン。これらの店舗では、1000円の利用で4ポイントもらえるそうです。これらをよく使う人にはいいですね。当方は、これらをほぼ使わないので、あまり関係ないかな…。

年会費無料

JCBオリジナルシリーズは、特定の条件をクリアしない限りは、基本的に1250円(税別)の年会費がかかる。に対して、JCBカードWは、何もしなくても年会費無料。なので、とりあえず持っておくというのでもいいかもしれない。

ハピタスモッピーでキャンペーンをやっていることも多いから、ポイント稼ぎの意味でも。

39歳以下

これはそのままなんですけど、申し込みができるのは39歳以下限定。40歳を超えた次の更新タイミングで、JCBオリジナルシリーズに変更されるとのこと。

最近はやりのヤングカードやヤングゴールドカードなんかは、「若いうちからカードを持たせて、そのまま一生使ってもらおう」という狙いが明確ですが、このカードもそういう意図なんですかね?にしては、39歳ってなんとも微妙な年齢な気が。

まあ、とりあえず当方はまだまだ余裕あり。

カード券面

冒頭の写真の通り、シルバーとピンクの2種類。どちらもシンプルでおしゃれ。性別的に、当方が申し込むならシルバー一択なんだけれども。

ただ、なんか某掲示板を見ていると、どうも裏のセキュリティコードが表側に浮き上がっているらしい。実物を持っていないので知らないけど、気になる人は気になるかも。

メリット

カードの基本情報を見たところで、メリットを考えてみる。

ポイント2倍は、やっぱり嬉しい

最近はクレジットカードの改悪が多く、ポイント還元率もどんどん下落傾向。たまにこう還元率のカードがあったとしても、期間限定だったり、リボ払い専用とかいうふざけたカードだったりすることも多い。

そんな中、1%近い還元率を提供してくれるのは、お金のない若者にとってはやっぱりありがたい。微々たるものですが、小さなことからコツコツと、ね。

安心のプロパーカード

ぶっちゃけ、還元率が1%でいいなら、楽天カードとかでもいいんですよ。楽天カードなら100円で1ポイント付くから、取り逃しも少なく、サブカードにも持ってこいだし。

じゃあなんでこのカードに惹かれたかというと、これ、JCB本体が出しているプロパーのカードなんですよね。何かトラブルがあった場合でも、JCB本体が対応してくれると思うと、安心。もちろん無料カードなのでそこまでハイクオリティではないかもしれないけど、ほら、楽天カードと比べると、やっぱり、ねえ?

デメリット

ブランドはJCB。

当たり前なんですが、JCBが発行しているカードなので、ブランドはJCB。つまり、海外に極めて弱い

最近では使えるところも広がってはきたものの、やはりVISAやMasterには及ばない。そう考えると、海外に行く機会の多い当方にとっては、これ1枚で全てとはならない。

カードは成長しない

JCBオリジナルシリーズだと、普通カード→ゴールド→プラチナ(THE CLASS)というように、使えば使うほど上位グレードのカードにランクアップできる可能性がある。でも、このカードの場合、上位グレードに相当するカードがないので、ランクアップは期待できない。

なので、THE CLASSを狙うなら、最初からゴールドカードを作った方がいい。まあ、Wをしばらく使って、余裕が出てきたころにゴールドに変えるのでもいいかもしれないけど。もしかしたら、Wを使っていたころの実績も考慮してもらえる…かもしれない(知らない)。

 

ざっとこんな感じ。じゃあどうするかというところだけど、当方、今はマイルを貯めているところだから、このカードを作るメリットはあまりなく、とりあえずは見送り。

でも、マイルに飽きた場合には、メインにしても十分かもしれない。なので、頭の片隅に置いておこうと思います。

JCBオリジナルシリーズ