飛行機の中で見る国民性?日本人は、我慢する。

結構前だけど、興味深い記事があった。

日本人は世界一「通路側」の席が好き!理由は「寝ている人を起こす」ことが世界一苦手だから!?

ざっくり言うと、日本人は飛行機の中で他の乗客とのコミュニケーションを避ける人が多いんだそう。詳細をチェケラ。

日本人は、通路側が好き

機内の座席は「窓側派」か「通路側派」かで好みが分かれますが、日本人は半数以上の53%が「通路側派」と回答しました。世界で唯一「通路側派」が半数を超えており、世界でもっとも「通路側派」が多い結果となりました。

ということで、日本人は通路側を選ぶ人が多いんだそう。

まあ、これは確かに当方もそう。座席指定では必ず通路側を選ぶ。なんでかって、飛行機を早目に降りられるし、好きなタイミングでトイレに行けるから。あと、特に3列シートの場合、窓側だとすげえ圧迫感を感じるし、座席の出入りも面倒だしで、3-4-3配列の時は可能な限り4のどこかを指定するようにしている。4だと、真ん中になっても通路までは1人しかいないので、窓側よりも圧迫感が少ないし。

で、これには続きがあって、

機内の窓側や真ん中の席に座っている際、どのように通路に出るか聞いたところ、世界各国と比較すると、「寝ている人を起こして動いてもらう(24%) 」と回答した日本人の割合は世界最下位でした。 日本人は通路に出る際、誰にも迷惑をかけずに出られることを考えて、「通路側」を好んでいるのかもしれません。

じゃあ起こさずにどうやって出るかというと、「寝ている人に背中を向けて乗り越える」んだそう。これはちょっと意外。確かに寝ている人を起こすのは気が引けるけど、無理やり出る方が色々面倒だと思うんだけどなあ。特に消灯されている場合、思わぬところでぶつけたりイヤホンとかに引っ掛かったりして危ないし。

通路側を指定する身としては、寝ている間に起こされることも覚悟の上で通路側に座っているので、起こしてくれて全然構わない。けど、寝ている人を起こすのがなんか悪い気がするのは、分かる。

席がバラバラでも交渉しない

2人とか3人で飛行機に乗る場合、席がバラバラになってしまうことはままある。そんな時、

機内で友人・家族・恋人と隣同士になれるよう席の交渉をしたことがあるか聞いたところ、「ある」と回答した日本人はわずか6%にとどまり、世界でもっとも少ない結果となりました。

これも意外だった。当方は普通に交渉するし、何なら日本人から「変わってくれませんか?」っていう交渉をされたことも結構あるから。

個人的な考えとしては、日本人は「相手が日本人だったら交渉するけど、外国人だったら交渉しない」っていういわゆる内弁慶的なアレなのかなと。

まあでも、その席に座っている人が1人なのかグループなのかって見極めるの意外と難しいし、だったら別にいいかってなるのも分かる。あとは、どうせ飛行機の中って映画見るか寝てるかが大半の過ごし方だから、別に一緒に座る必要性もそんなに高くないのかも。むしろバラバラの方が同行者に寝顔を見られなくて済むっていうメリットもあるから悪くないのかも…しれない。

フライト中は何をする?

フライト中の過ごし方について。

  • 第1位 寝る 77%
  • 第2位 テレビや映画鑑賞 68%
  • 第3位 読書 47%
  • 第4位 同行者とおしゃべり 44%
  • 第5位 音楽を聴く 41%

まあ、そうなるよなあ。っていうか、おしゃべりが44%もいるのがビックリ。飛行機の中って、食事時を除いて意外と話している人って少ない気がする。たまにこっちが喋ると他の人に聞こえて恥ずかしいぐらい。

まあ、イヤホンをしているから当方が聞こえていないだけなのかもしれない。

雑感

この結果が「日本人だから」っていうのかどうかはよく分からないけど、あながち外れてはないのかなあという気もする。何はともあれ、Let's enjoy your flight.