JALのフィーチャーフォンサイトが廃止になる話。

タイトルのままなんですけど。

2018/12/10付で、JALのフィーチャフォン(いわゆるガラケー)用のサイトが廃止になるらしい。

フィーチャーフォンサイトの廃止について(国内線/国際線/JALマイレージバンク) - JAL

まあ、当方はフィーチャーフォンを持っていないので何一つ関係ないんだけど。ただ、このニュースを見たとき、フィーチャーフォンってこんな状況になるまで使用者が減っているのかと驚いた。そんなお話。

フィーチャーフォン所有者は約2割

今年の3月時点での調査によると、フィーチャーフォンの所有率は約20%らしい。

調査の結果、現在所有している端末は、スマートフォンが78.6%で最多となり、タブレット端末がWiFiモデルと回線付きモデル(セルラーモデル)の合計30.2%で続いた。フィーチャーフォン(ガラケー・従来型携帯電話)は、20.4%となっている。

フィーチャーフォンの所有率は2.9%減少、スマホへの切り替え進む―ICT総研調べ | DenpaNews | モバイル電波総合ニュースサイト

2割っていうとそこそこの人口がいそうだけど、さらにその中からJALのホームページにアクセスする割合を考えると、もっと少ないのかもしれない。フィーチャーフォンの所有者の年齢層的には、高齢者の方が多そうだし。

廃止の理由

JALによると、この度、「通信の安全性の確保」のために廃止することにしたらしい。

このたび通信の安全性を確保するため、2018年12月10日(月)をもって当社のフィーチャーフォンサイトを廃止することといたしました。

まあ、要は利用者数が減って通信の安全性の確保にコストをかけてられない、っていうことなんだろうけど。

サイトの廃止に伴って、航空券の予約やマイレージの確認など、基本的にフィーチャーフォンではJALのサービスは一切使えなくなる模様。それだけでなく、ガラケー用のタッチ&ゴーアプリの提供も終わるらしい。既にインストール済みであれば引き続き使えるみたいだけど。

なので、ガラケーユーザーが飛行機に乗ろうと思うと色々不便が出てきそう。

ANAは既に廃止済み

ちなみに、ANAのフィーチャーフォンサイトは今年の6月に既に廃止をしていた。

昨今のスマートフォンユーザーの増加やフィーチャーフォンサイト利用者の減少に鑑み、2018年6月30日をもって、当社のフィーチャーフォンサイト(モバイルAMCアプリ含む)を廃止いたしました。

フィーチャーフォンサイトの廃止について(国内線/国際線/ANAマイレージクラブ) | ANA

理由としては、「フィーチャーフォンサイト利用者の減少」だそう。なんともまあストレートな理由。

雑感

今後、当方がガラケーに戻すってことは今のところ考えられないから関係ないんだけど。

でも、社用ケータイがガラケーっていう会社は実はまだ結構あって、その人たちが飛行機で出張に行くときとか、そういうときには不便を感じるのかもしれない。まあ、その場合は私用のスマホで何とか出来るだろうから問題ないんだろうけど。

そんな感じで、時代の流れを感じたのでした。