デルタ・アメックスが改悪していた話。

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デルタ・アメックスといえば、その名の通りデルタ航空のクレジットカードなんだけど、これを作るだけでスカイチームのエリート会員資格がもらえるという神カードだった。で、当方もいつかは作ろうかななんて思っていたら、その条件とかが改悪になっていた、というお話。

まあ、何事もうまい話はそう続きませんよね。

スカイチームのステータス

デルタ航空が所属しているアライアンスは、スカイチーム。

スカイチームには日本の航空会社は加入していない。なので、国内線ではメリットが薄い。一方で、国際線ではデルタの他に大韓航空・エールフランス・KLMとか、割と格安航空券とかでよく使う航空会社が多い。当方も、全部使ったことがある。

で、スカイチームには以下のステータスがある。

スカイチーム・エリート特典
・優先チェックイン
・座席の優先指定
・優先搭乗
・空席待ち優先予約
・空港での優先空席待ち
・エリート資格獲得対象マイルの加算

スカイチーム・エリート・プラス特典(エリート特典を包含する)
・ラウンジの利用
・満席時における座席の確保 優先的な荷物の取扱い

引用:スカイチーム - Wikipedia

そして、デルタ航空のゴールド・メダリオンを取得すると、このスカイチーム・エリート・プラスとしての資格ももらえる。なので、他のスカイチームの航空会社を利用しても色々なサービスを享受することができた。

ゴールド・メダリオンには条件が必要に

で、これまではデルタ・アメックスのゴールドカードを持てば、ゴールド・メダリオンの資格も自動的に付帯されていた。年会費が26,000円+税と高額ではあるものの、JALやANAのステータスを取るには数十万円+それなりの時間がかかることを考えると、非常にお得な状況だった。

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が、今般、この制度が改正されて、初年度はゴールドメダリオンが自動付帯であるものの、翌年以降は150万円以上を利用した場合にのみゴールドメダリオンが付帯されるということになった。

150万円というのは、どうなんだろう。このカードをメインにする場合であれば問題なさそうだけど、そもそも国内の航空会社が加盟していないスカイチームでマイルを貯めるメリットがあるかと言われると、うーん、なのである。

改善点もあり

一応デルタ・アメックスのいいところも言うと、今回の変更で家族カードが無料になったり、海外利用時は1.5倍のマイルが加算されるようになった。アメックスなので海外で使いづらいというのがご愛敬。

あと、デルタのマイルは有効期間が無限。その代わり、特典に必要なマイル数も多いんだけども。

所感

うーん、これまでは異常な大判振る舞いだったとはいえ、今回の変更で当方にとってはメリットが薄そうなカードになった感じは否めない。ただ、初年度は自動でゴールドメダリオンになれるので、スカイチームの航空会社で遠出するような場合には、その年だけ入ってみるのもあるのかもしれない。

でもまあ、ラウンジを使うだけなら楽天プレミアムカードでプライオリティパスをゲットするのが一番速そうではある。

あとは、ハピタスモッピーで割と大きめのキャンペーンがあるときもあるから、それを狙うのもありかも。

まあ、しばらくは様子見で。