今年もデルタ航空のニッポン500マイルが継続する話。

飛行機オタク界隈では有名なこれ。今年も無事継続している。そのお話。

ニッポン500マイルとは

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ニッポン500マイルはデルタ航空のサービスで、日本の国内線に搭乗した場合、その半券をデルタ航空に送ると、デルタのマイルが500マイルもらえるというもの。
デルタ航空スカイマイルキャンペーン:デルタ航空

これのすごいところは、デルタ航空は当然ながら日本の国内線を飛ばしていないので他のエアラインに搭乗した場合が対象になるんだけど、ANAやJALに限らず、LCCでもOK。あと、ANAやJALの特典航空券の利用でも対象となる。なお、1フライトで500マイルなので、往復した場合は1000マイルもらえることになる。

当方の記憶している限り、2010年頃から毎年同じサービスを提供している。デルタ航空の所属するスカイチームには日本のエアラインは所属していないので、なんとか日本の顧客をつなぎとめようとしている…のかもしれない。

注意点としては、

  • 搭乗から2か月以内のフライトに限る
  • 平会員は10フライト(5000マイル)分まで

というところ。

ちなみに、ステータス会員であればなんと40フライト(20000マイル)まで加算できる。デルタ航空は以前はクレカを作るだけで簡単にステータス会員になれたけど、改悪があって今では難しくなったのが難点。
デルタ・アメックスが改悪していた話。 - ヨーグルト・パイン

申請方法

申請は、なんとFAX。このご時世に、アメリカのエアラインがFAXを指定してくるとはビックリだぜ。

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デルタ航空の指定のフォームに必要事項を記載の上、送付。
https://www.delta.com/content/dam/delta-www/pdfs/delta-japan500-16form-(003)2019.pdf

注意事項としては、

  • 1枚の申請書で4フライトまで
  • 氏名・出発地・目的地等も、全てアルファベットで記入する必要がある

という点。特に名前とか地名はついつい漢字で書きがちなので注意が必要。

当方は、大体いつもコンビニからFAXしていた。FAX番号は1つ目に記載の方は繋がらないことが多く、2番目に記載しているほうにかけるとすんなり繋がることが多いのでいつもそうしている。

マイルを貯めてどうするか

デルタ航空のマイルは、なんと有効期限がない。そのため、のんびり貯めることができる。

その代わり、特典航空券に交換するには必要マイル数がかなり多い。そのインフレぶりから、世間では「スカイペソ」などと揶揄されているとかいないとか。
デルタ航空・スカイマイル 特典航空券必要マイル数チャート

一方で、10000マイルでJTBの国内パッケージツアー旅行券に変えることもできる。ただ、引き換えることができるのは上級会員 or クレカ保持者のみ、かつ旅行券は国内のパッケージツアーにしか使えないというダブルの制限付き。
デルタ航空スカイマイルマーケットプレイス&雑誌:デルタ航空

そう考えると、かなり使い勝手は悪い。

ということで、最近は当方はわざわざFAXしないことも結構あるという状況。実際、去年のJGC修行のフライトは1回も加算していない。FAX、手間がかかって地味に面倒なんだよなあ。

まあ、有効期限がないからのんびり貯めればいいんだけどね。今年はやる気が出たら申請することにしよう。