2018年は、JGC会員になるべく、いわゆるJGC修行をすることにしました。年明け早々から修行を開始しているのですが、その内容はおいおい記事にするとして、まずはJGCの概要を確認。
JGCとは
JGCは「JAL Grobal Club」の略称で、航空会員制度の1つ。ざっくりいうと「あなたはJALお得意様ですよ」というステータスをもらえ、飛行機の搭乗時に色々なメリットを受けられます。
具体的なサービスとかは、以下の記事を参考。
本来は飛行機にバンバン乗る人に向けたサービス。しかし、JGCのすごいところは、1度取得すると半永久的にその資格がもらえるところ。なので、JGC入会を目的として飛行機に乗りまくる人がいる。これを”修行”といいます。誰が名付けたのかは知らない。
ぶっちゃけ、上の記事で述べているように、当方はそこまでJGCのサービスには魅力を感じていない。なので、必要か?と言われると別にって感じ。
でも、修行をすることにしました。なぜなら、「欲しい」と思ったから。うん、単純。(あと、今年でCLUB ESTの期間が終了することもあり。)
JGCになるには?
JGCに入会するには、以下の条件を満たす必要。
- 一定の搭乗実績をクリアすること
- JALカードのうち、一定以上のクラスのカードを持つこと
以下、その詳細。
一定の搭乗実績をクリアすること
JALをよく使う人向けのサービスなので、当然ながら1年間の間にある程度JALを利用している必要あり。具体的には、以下のどちらかに該当しないといけない。
- 「FLY ON ポイント」が50,000FLY ONポイント(うちJALグループ便25,000FLY ONポイント)以上 または
- 50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000FLY ONポイント以上
FLY ONポイント(FOP)とは
FOPとは、飛行機に搭乗するともらえるポイント。マイルとは違う。ややこしい。
マイルは色々な使い道があるけれど、FOPは使い道がない。単に、ステータスの基準になるためだけのポイント。なので、普通の人には馴染みもないし興味もないはずのポイント。
具体的な算出方法は以下の通り。
簡単に言うと、マイルに特定倍率をかけたポイントがもらえる。詳しい計算式は割愛するとして、例えば羽田から沖縄にスーパー先得で搭乗すると、片道1476FOP・往復で2952FOPをゲット。これが50000FOP貯まればOK。羽田・沖縄だけだと、約17往復。
FOPの難しいところは、海外長距離路線に乗れば一気に貯まるんじゃないの?と思ったら、そうでもないところ。なぜかというと、上記の表の真ん中にあるFOP倍率が違うため。なので、例えば東京・ニューヨークを往復した場合でも、マイルの1倍のFOPしかもらえないので、格安航空券だと6723FOPしかもらえない。金額は数倍するのに、FOP的には羽田・沖縄の2回分と大差ない。なので、金銭的な効率を考えると、基本的には国内やアジア路線で修行することになる。
ちなみに、JALカードを持っていると、毎年5000FOPがもらる。また、CLUB ESTに加入していると、追加で毎年2000FOPゲット。なので、当方の場合は43000FOPでOKということになる。
搭乗回数で目指すパターン
50000FOPを貯めなくても、ワンワールド便を50回(うちJALを25回)利用するというルートもあり。1年間で25往復ってなかなかの回数ですが、出張族の方はこれぐらい余裕なのかもしれない。
あくまで回数なので、沖縄・宮古みたいな短距離でも、東京・ニューヨークのような長距離でも、同じ1回。なので、沖縄・宮古を1日で何往復する人もいるらしい。すごい。
ちなみに、特典航空券ではこの回数にはカウントされない。あと、ワンワールド便でも、特定の予約クラスではカウントされなかったりする模様。これもややこしい。
JALカードのうち、一定以上のクラスのカードを持つこと
JALカードには上記のような種類があるのですが、JGCになるためにはCLUB-A以上のカードを持つ必要があります。
それぞれ何が違うかというと、飛行機を利用した時にもらえるマイル数や、付帯保険等が変わってくる。そして当然、手厚い方が年会費も高額になる。貧乏人には辛い。
当方が今持っているのはJALカードSuicaの普通カードなので、CLUB-Aに切り替えなきゃいけない。出費がかさむ。
あと、CLUB ESTとは重複できない。なので、JGCに入会するとCLUB ESTは自動的に退会扱いになる。この点は注意が必要かも。
2018修行に向けて
以上を踏まえ、修行ルートを検討。その結果、やはり50000FOPルートでJGCを目指すことにしました。
チケットの大部分は昨年に発券済み。その詳細は、次の記事で。