JGC修行2018②-2・ブルーモスクとピンクモスク

JGC修行第2弾の続き。クアラルンプールに到着した後は、半日でブルーモスクとピンクモスクを巡るという弾丸ツアーをしてきました。そのお話。

入国&SIMを買う

今回は到着がお昼ごろだったので、そのまますぐに入国。短期間で日帰り2回って怪しまれるかな?とちょっと不安だったけど、入国審査では特に何も聞かれることなくあっさり入国できた。

荷物を受け取った後、再度出るときにセキュリティ装置を通過させなくてはいけない感じですげえ人が並んでいたんだけど、スタッフは誰も監視していなかった。あれは本当にやらなくてはいけないものなのかはいまだに不明。

SIMカードを購入

前回の修行時は電車移動オンリーだったけど、今回は時間もないので、後述の通り一部の区間ではタクシーを使うことにした。

で、マレーシアはタクシーの配車にはUberとかGrabを使うのがメジャーなようで、そのためには通信環境が必要になる。なので、SIMを買った。

SIM売り場は、入国審査前のゾーンと、入国後の到着ロビーにそれぞれある。入国審査前の方が各キャリアがずらーっと並んでいるので比較しやすそう。ただ、当方が行ったときは結構人が多かったので、入国してから買うことにした。

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各キャリアで「一番安いSIMはどれ?」って聞いたら、どこも最安は50RM(約1500円)~とかだった。どうせ半日しか使わないのにそんなに払えないよなあ、ということで、一番安かったdigiのやつにした。

金額は20RM(=約600円)で、7日間で2GBとかそんなんだった気がする。スマホを渡したらお兄さんが全て設定してくれた。

で、空港を出る前にお昼ご飯を食べることに。なんとなく、前回と同じくバーガーキングを食べた。ちなみに、前回と同じ店員さんだった。笑

マレーシアのバーガーキングは、バーガーとポテトのサイズは同じだけど、ドリンクがやたらデカい。

ブルーモスクへ

お昼ご飯を食べた後、空港からKLセントラル駅まで向かった。時間がないので今回はバスではなくKLIAエクスプレスで。相変わらず快適な電車だった。

ブルーモスクへのアクセス

ブルーモスクへ行く方法はいくつかあるんだけど、一番楽なのはKLセントラル駅からPasar Seni(パサールスニ)駅まで電車で行き、そこからバスで行く方法。

パサールスニ駅を降りたところにバスターミナルがあるので、そこから750番のバスに乗り込む。アクセスはこちらのブログが参考になる。

52theworld.com

当方もバスで行くことにした。幸運なことに、バス停に着いたらちょうどバスの出発10分前ぐらいだったので、そんなに待たずに乗れた。

で、バスを待っていると、日本人大学生の男の子に話しかけられた。その子も1人旅で、ブルーモスクに行くなら一緒に行きませんか?ということで。聞いたところによると、卒業旅行でアジア周遊1人旅をしているそう。何ともアクティブな若者である。

断る理由もないし、こちらも1人でさみしかったので一緒に行くことに。なお、バス代は3MR(約90円)程度。やっす。でもおつりは出ないので要注意。当方、社会人の心得として、学生の分は出してあげた。(単純にその子が大きいお札しかもっていなかっただけなんだけど。)

バスは普通の路線バス。最初は市街地を走ってるんだけど、そのうちそのまま高速的なものを走る。普通の路線バスが高速を走るっていうの、海外ではよくあるけど、毎回なんとも不思議な感じがする。

揺られること1時間ほど。バス停に到着。

終点なことと、運転手さんが大声で「ブルーモスク」と案内してくれるんで、降りそびれることはないかと。

ちなみに、帰りは降りたところの向かい側から乗るらしい。後述の通り、当方は帰りはバスを使っていないので分からないんだけど。

バス停を降りたら、ブルーモスクの姿が見えるので迷うことはないかと。中央に見える塔みたいなのがそれ。

ただこれ、いわゆるスカイツリー現象ってやつで、近く見えるけど歩くと実は結構遠いパターンだった。笑 入り口がどこか分かり辛いこともあって、20分ぐらいは歩いた気がする。

ブルーモスク到着

そうこうして、無事にブルーモスクに到着した。何とも綺麗な外観である。

周りには日本人しかいなかった。外国人の間では知られていないスポットなんすかね。

で、中に入ろうとすると、その後ろにあった建物からおじさんが出てきて、「よかったらお茶でも飲まない?」と言ってきた。いかにも怪しすぎるので普段ならスルーするんだけど、この時は予備知識として「ここのおじさんがブルーモスクについて案内してくれる」ということを知っていたので、お言葉に甘えて中に入ることに。

中では、お茶をもらえた他、イスラム教について教えてもらえた。イスラム教の考え方や文化等、結構面白かったんだけど、これが超長いの。ちょっと後から日本人カップルもやってきたんだけど、彼らは英語が分からないみたいで、すぐに解放されてた。…こっちも英語が分からないふりをすればよかった。

1階にある展示を基にイスラム教について教えてもらったら、「よかったら2階も案内させて!」と言ってきたので、そこは丁重にお断りした。笑

内部

で、やっと中に入ります。中はガイドさん付きじゃないと入れないみたいで、受付で何人かのグループにガイドさんが1人ついてくれて案内してくれる。我々はさっきのカップルと計4人で回った。日本人が多いせいか、ガイドさんは簡単な日本語なら話せた。

ちなみに、女性はそのままでは入れないので、ヒジャブを貸し出してくれます。あと、当方は普通の半袖だったから大丈夫だったけど、男性でもタンクトップはNGなので、この場合はヒジャブを着る羽目になります。カップルは両方ともヒジャブを着て写真を撮っていたので、これはこれで楽しいのかもしれない。

壁の模様。綺麗。ただ、ずっと見てると目がおかしくなりそう。笑

このドーム、近くで見ると結構な迫力がある。

柱や天井は白で統一されていて神聖な感じ。基本的にガイドさんが至る所で「写真は大丈夫?」と聞いてくれるので心配なし。

入り口も何だか荘厳な感じなのである。

中の様子。非イスラム教徒は入れるエリアが制限されている。左のロープ内のエリアまでしか入れない。

ここで、扇風機にあたりながら簡単なイスラム教の説明があった。…さっき聞いた話とほぼ同じだった。笑

観光客は少なかったけど、礼拝に来る人はそこそこ多かった。

天井。なんか吸い込まれそうな気がしてくる。

中から外の写真を撮ったらすげえいい感じに撮れた。

この後、下の礼拝スペースや結婚式の小部屋を案内してもらって終了。ぶっちゃけ思ったよりだいぶ小規模でこぢんまりとしていたけど、中はとても綺麗でイスラム教の雰囲気を感じることができたので、時間がある場合には行ってみてはいかがでしょうか。ちょっと遠いけど。

ちなみに、礼拝があるため、観光客は10:00~12:00、14:00~16:00(+曜日によっては17:00~18:00)にしか入れません。なので、時間を見計らって行く必要がありますね。

 

で、このあとはダッシュでピンクモスクに向かうんだけど、長くなってきたのでその話は次の記事で。