為替は本当に分かんねえっすわ。
1ドルが104円台に。
今週の月曜日、一時的に1ドルが104円台後半になった。これは2016年11月以来なので、実に約3年ぶりの円高。
円が乱高下、 米中貿易戦争巡り－対ドルで一時104円台突入 - Bloomberg
どうやら米中の貿易摩擦の影響で、安全資産と言われている円の買い注文が殺到し、円高が進んだ模様。
そもそも1ドルっていくら？
なんとなく「1ドル＝100円ぐらい」っていうイメージでいるけど、実際のところいくらくらいなんだろうか。
Googleで調べてみたところ、この1年間は1ドル＝104円～115円で推移している。あれ、全然100円じゃないっすね。
もうちょっと長いスパンではどうか？と調べてみると、こちらは2016年8月に1ドル＝101円台に突入していた時期があった。一方で、2015年5月には1ドル＝125円になっていたりもするので、思ったより落差が激しい。
じゃあもっと長いスパンで見てみると、最も円高が進んでいたのは2011年の9月で、この頃には1ドル＝76円台になっていた。かの民主党政権時代っすね。一歩間違えば日本が死んでいたな、これ。とんでもねえな。
一方で、もっとも円安が進んだのは1998年で、1ドル＝141円にもなっていた。これはこれで、企業はいいかもしれないけど、旅行好きな一市民としては辛い。
平均値・中央値・最頻値とか
気になる実際の平均値とかだけど、そちらはこちらのサイト様が詳しい。
円からドルへの両替はいつするか？過去20年のデータを集計してわかったこと
具体的な金額はこちらを参照していただくとして、意外や意外、全然1ドル＝100円じゃない。これを見ると、基本的には1ドル＝110円ぐらいと思っていた方がよさそうな感じ。
いつドル転するか？
当方は米国株に投資しているので、当然ドルを用意する必要がある。じゃあいつドル転するのがいいのか？っちゅー話。
上記を踏まえると、大体1ドル＝108円以下ぐらいの時にドル転できれば長期的に見ても損が出ない感じと思われる。そうだとすると、今現在は大体1ドル＝106円ぐらいなので、今のうちにドルを仕込んでおく方が望ましいかも。
買いたい時が買い時？
とはいえ、例えば「欲しい株が値下がりしているもののドルは円安真っ只中」っていう状況も考えられる。そんな場合、長期投資を前提にするのであれば、ちょっとした為替を気にするよりもさっさと株を購入してしまった方が得と言われている。
なので、当方は「円高＆余裕があるときにドル転しておく」「それでも不足した場合は、その時のレートで買う」という心構えでいようと思う。
正直ね、為替はさっぱり読めない。今回でいうと、米中の貿易摩擦っていう問題で円高になっているわけだし、他にも天災とかで為替市場に影響が出たりするわけで、世界でいつ何が起こるかなんてさっぱり分からない。
そういう意味で、プロでも為替を読み切れる人はいないから、ある意味では投資ではなく投機に近い性質なのかもしれない。なのでまあ、あんまり急いでドル転しすぎるのもよくないし、そもそも為替レートを気にしすぎるのもよくないかなあと、そう思った。
